AdobeでGPT Imageが廃止対象に。制作担当の確認点

AdobeのGPT Imageが廃止対象に:モデル名と利用先を確認

モデルの廃止情報は、利用しているサービスと正式なモデル名をセットで確認します。

いつものAdobe製品で画像を作ろうとして、以前のモデルが見つからない。納期の近い仕事では、設定の問題なのか、提供側の変更なのかで対応が変わります。

Adobeの公式廃止一覧では「GPT Image generation model」が2026年10月23日付で「Deprecated」と記載されています。ただし、この情報を「OpenAIの画像生成がすべて終了した」と読み替えてはいけません。今回はAdobe製品内のパートナーモデルについての案内です。

この記事でわかること

  • 対象:Adobeの一覧に載ったモデルと、断定できない範囲
  • 対応:進行中の制作で残しておく情報と代替候補の試し方
  • 判断:見た目だけでなく、費用と利用条件も再確認する理由

「GPT Image」と付くモデルを一括りにしない

公式の「Generative AI model retirement」は、Adobe製品で扱う生成AIモデルの廃止情報をまとめたページです。今回の対象行は「GPT Image generation model」、日付はOctober 23, 2026、状態はDeprecatedです。ページの最終更新日も10月23日ですが、更新時刻と時間帯は表示されていません。

一方、別の公式パートナーモデル案内には、GPT Image、GPT Image 1.5、GPT Image 2が異なる項目として掲載されています。廃止一覧の一行だけで、名前の似たモデル全体の提供終了を決めつけないことが重要です。モデル名の接尾辞や、利用しているAdobeアプリも省略せず確認してください。

一覧と画面が食い違う場合は、無理に結論を出さない

パートナーモデル案内のクレジット表には旧名のGPT Imageの行も残っています。したがって、その表に載っていることだけで現在選択できると判断することも、廃止一覧だけで全アプリから同時に消えたと判断することもできません。

制作中の画面で選べるモデル名、使用アプリ、確認日を記録します。不明点をサポートへ伝える場合も、この3点があれば「GPTの画像が使えない」という曖昧な説明を避けられます。

納期がある制作は、3段階で切り替える

1.元の成果物と指示を残す

まず、採用済み画像、プロンプト、参照素材、縦横比、モデル名を作業記録にまとめます。これは同じ画像を完全に再生成できる保証ではなく、代替モデルに何を引き継ぎ、どこを変えてはいけないかを整理するためです。

たとえば採用済みのバナーなら、「右側に文字を置く余白」「商品の色」「ブランドロゴの扱い」を分けて書きます。単に「前と同じ雰囲気」より、修正可否を判断しやすくなります。

2.いきなり全件を作り直さず、代表例を試す

次に、現在利用できる候補で代表的な1点を試します。人物、細かい文字、商品形状など、案件で失敗できない要素を含む画像を選ぶと比較が具体的になります。ここは編集部が勧める確認手順であり、Adobeが特定モデルへの自動移行を保証したという意味ではありません。

制作を止めない3つの確認:対象モデル → 代替の試作 → 条件の再確認

3.品質、費用、条件を同じ表で確認する

確認項目 見るポイント
品質 文字・商品形状・余白が納品基準を満たすか
費用 現在の画面や公式案内で、解像度と消費クレジットを確認できるか
素材 入力する写真や参照画像を、そのモデルで利用してよいか
引き継ぎ 修正担当者が同じ候補を使え、採用理由を追えるか

公式案内では消費クレジットがモデルや解像度で異なり、期間限定の値もあります。以前のモデルで決めた見積もりをそのまま流用せず、試作回数を含めて確認しましょう。

実務上の注意

廃止ページは、一般にモデルが外れる理由として複数の要因を挙げていますが、今回のGPT Imageの個別理由は示していません。品質問題、契約問題などを原因として断定しないでください。

既存の生成画像が削除される、旧プロンプトが使えなくなる、特定の後継モデルへ自動移行する、といったことも、この案内だけでは確認できません。分かっている変更と、自分の案件への影響を分けると、不要な作り直しを防げます。

まとめ

Adobeの廃止一覧で確認できるのは、特定のモデル名と廃止日・状態です。まず利用先と正式名称を照合し、制作を続ける場合は元の条件を残す、代表例を試す、品質と費用を再確認する順に進めましょう。「似た名前だから同じ」と判断しないことが、切り替え時の混乱を減らします。

よくある質問

ChatGPTの画像生成も終了したのですか?

今回確認したのはAdobe製品内のパートナーモデルに関する案内です。ChatGPTやOpenAI全体の提供終了を示す情報ではありません。

過去に作った画像も消えますか?

今回の廃止一覧には、過去の生成画像が削除されるという記載はありません。保存済み素材と編集用情報は、通常の制作管理として残しておきましょう。

代替モデルなら同じ結果が出ますか?

同じプロンプトでも結果が同一になるとは限りません。代表例で品質を確かめ、案件で変えてはいけない条件を明示して比較する方法が実用的です。

出典・参考情報

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この記事を書いた人

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