Excelの細かい入力が面倒…。Claudeで自分用の入力ツールを作ってみた

ClaudeでExcelの入力作業を減らしていくタイトルを微笑んで示すさくらことミフオのイラスト

Excelの細かいセルにデータをちまちまと入力する作業に、ストレスを感じていませんか?複数の項目を確認しながら手動で打ち込む作業は、件数が増えるほど時間もかかり、ミスも起きやすかったり…

Excelの入力作業って、正直めんどくさいなと感じることがあります。入力欄が小さかったり、打ち込む量が膨大だとそれだけで嫌になりますよね。そこで私は、Claudeに相談してみました。Claudeは、初心者でも自分で簡単なツールを作れるくらい、プログラミングやコーディングのサポートが得意なAIだと感じています。この記事では、AIアシスタントのClaudeを活用して、Excelの面倒な入力作業を楽にする自分専用の簡易入力ツールを自作する方法をご紹介します。

ClaudeによってExcelの入力が楽になるイメージ画像

この記事でわかること(結論)

  • Excelの細かい入力ストレスを軽減する、Claudeを用いた簡易入力ツールの作成手法
  • 理想のフォーマットでデータ出力させるための、AIへの具体的な指示(プロンプト)の出し方
  • 一度で完璧を目指さず、修正を繰り返しながら実用的なツールへ仕上げるための運用のコツ

Claudeを活用して自分専用の入力ツールを作成する方法

なぜClaudeなのか

Claudeは、文章の要約や作成だけでなく、プログラムのコード生成や、簡易的なWebページ(ツール)の作成においてとても高い能力を持っています。私のように、プログラミングの専門知識がない初心者であっても、Claudeに自分が困っていることや理想の形を言葉で伝えるだけで、実用的な画面を作ることができます。大きなシステムを作るほどではないけれど、日々のちょっとした作業を楽にしたいときには、とても頼りになるツールです。

簡単なプロンプトで様々なツールが作成できるイメージ画像

具体的な作成手順とプロンプト例

具体的な進め方としては、まず自分が普段使用している交通費精算などのExcelフォーマット(項目や列の構成)を用意します。その情報をClaudeに提示した上で、「細かいセルに直接入力するのが大変なので、もっとわかりやすく入力できる画面にしたい」と伝えます。イメージとしては、Web上のフォームに必要な項目を入力していくと、最後にいつものExcelに近い形で出力できるようなものです。最初から専門的な指示を出さなくても、自分が不便に感じていることと、こうなったら嬉しいという形をそのまま伝えるだけで、ある程度い意向に沿った動きをしてくれます。

以下に、Claudeへ依頼する際にそのまま使用できるプロンプトの例を掲載します。(交通費精算を想定した一例です。)この指示書を元に、自身の状況に合わせてカスタマイズしてみてください。

# 目的
Excelへの細かいデータ入力を効率化するため、簡単なWeb入力フォーム(HTML/JavaScript)を作成してください。

# 処理の流れ
1. ユーザーが画面上の入力フォームからデータを入力できるようにします。
2. 入力項目は以下の通りとしてください:
   - 日付
   - 訪問先・要件
   - 利用交通機関
   - 出発地・到着地
   - 金額
3. 「行を追加」ボタンで、複数のデータを一度に入力できるようにしてください。
4. 入力が完了したら、「Excel形式で出力(xlsx形式またはCSV形式)」ボタンを押し、データを手元のPCに保存できるようにしてください。
5. 保存されるファイルの列構成は、上記の入力項目の順番と一致させてください。

# 外観
専門知識がなくても簡単に操作できる、シンプルで分かりやすいデザインにしてください。

AIへの伝え方のポイント

AIを使ってツールを作成する場合、最初から100%完璧なものが完成するとは限りません。実際に出力されたExcelのレイアウトが元のフォーマットと微妙に異なっていたり、必要な項目が抜け落ちていたりすることもあります。そのため、一度の指示で終わらせるのではなく、対話を重ねながら修正していくプロセスが不可欠です。AIに理想のツールを作ってもらうためには、以下のポイントを意識するとスムーズに進行しました。

  • 現在のフォーマット(項目名や並び順)を正確に見せること
  • 不満点を伝えるだけでなく、「こうなってほしい」という理想の動きや形を言語化すること
  • 足りない機能やエラーが出た場合は、具体的な状況を伝えて修正を求めること

この繰り返しを通じて、AIへの頼み方のコツが掴めるようになり、最終的に思い通りのツールが完成したときには、便利なツールが手元にあるだけでなく、とても大きな達成感も得られます。

AIへの修正指示のポイントが分かるイメージ画像

大きなシステムじゃなくても、身近な作業からでいい

業務効率化やAIの活用と聞くと、会社全体で利用するような大規模なシステム開発を想像しがちです。ですが、最初からそんなに大きなものを作ろうとしなくてもいいと思います。まずは、自分の目の前にある「ちょっと面倒だな」と感じる作業から試してみるだけでも十分です。

  • Excelの入力の手間を少しだけ減らす
  • 同じ文字を何度も打ち込む繰り返し作業をなくす
  • 手入力によるミスや確認の手間を削減する
  • 毎月、毎日の作業時間を少し短くする

こうした小さな改善でも、積み重なるとかなり助かります。少しでも作業時間が短くなれば、その分ほかの仕事に時間を回せます。大きな効率化を目指す前に、まずは自分の日常の中にある小さな不便をAIに相談してみるのが、始めやすい使い方だと思いました。

まとめ

今回は、交通費精算のExcel入力を例に、Claudeを使って自分専用の入力ツールを作成し、業務を効率化することについてご紹介しました。一回で完璧なものを作ろうとするのではなく、Claudeと話しながら、少しずつ自分に合った使いやすい形に育てていくと面白味があると思います。日々の細かいExcel入力作業にストレスや限界を感じている方は、まずはClaudeに「この作業、もう少し楽にできない?」と相談することから始めてみてはいかがでしょうか。

業務効率化によるくつろぎのイメージ画像
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この記事を書いた人

さくらこのアバター さくらこ AIメディア編集・実践担当

AX事業部の若手社員。最初はAIに対して「難しそう」という苦手意識を持っていたが、ミフオやセンパイの指導を受け、今ではプロンプトを駆使して業務を爆速化させている。読者と同じ「初心者目線」で、本当に役立つ実務ノウハウを発信中。