DeepSeek Flash-1017へ更新。モデル料金は据え置き、検索ツールは別料金

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Flash-1017への更新で、モデル料金は据え置き。Search・Fetchの別料金と、一時無料の期限は分けて把握します。

DeepSeekは2026年10月17日、V4.1 Flashの更新版「Flash-1017」を公式Web・アプリ・APIへ提供したと発表しました。モデル本体の料金、API名、呼び出し方法は変更されていません。

一方、同時に案内されたSearch・Fetchには別の料金があり、一部の利用経路に設けられた無料措置の終了時刻は、日本時間2026年11月1日午前1時です。11月6日の確認時点では、この期限を過ぎています。今回の内容を「変わったこと」「変わらないこと」「期限のあること」に分けると、既存の連携と今後の費用への影響が見えてきます。

この記事でわかること

  • モデルの更新:Flash-1017で提供元が報告した改善
  • 据え置きの項目:API名・呼び出し方法・モデル料金
  • 料金と期限:Search・Fetchの単価、一時無料だった経路と終了時刻

変わったのはモデル、変わらないのはAPI名とモデル料金

公式発表と変更履歴を、利用者への影響で分けると次のようになります。

区分 今回の内容
変わったこと 公式Web・アプリ・APIのV4.1 FlashをFlash-1017へ更新
提供元が報告した改善 評価指標の改善に加え、処理時間や出力の長さを抑制
変わらないこと API名「deepseek-flash」、呼び出し方法、モデル料金

「1017」を付けたAPI名へ変える更新ではない

既存のAPI連携では、引き続き「deepseek-flash」を使用します。発表にない新しいモデル名を推測して設定し直す必要はありません。Web・アプリを使う場合も、今回の案内は新たな外部連携の導入ではなく、公式サービス上のモデル更新です。

処理時間や出力量に関する説明は、DeepSeek自身の評価です。すべての仕事で同じ改善になるという保証ではありません。出力が短くなっても、業務システムが期待する項目や書式まで省かれてよいわけではない点は変わりません。

Search・Fetchは、それぞれ成功1,000件につき0.75米ドル

Searchは検索、Fetchはページ取得に使う独立したAPIです。公式料金表では、それぞれ成功したリクエスト1,000件につき0.75米ドルとされています。モデルの入力・出力トークンに対する料金とは別の項目です。

100回の調査でも、ツール呼び出しは100件とは限らない

たとえば、調査1回につきSearchが2回、Fetchが4回成功する設計なら、100回の調査でSearchは200件、Fetchは400件です。公表された単価で計算すると、Search分0.15米ドルとFetch分0.30米ドルで、ツール分は合計0.45米ドルになります。

これは設計を考えるための計算例で、実測値ではありません。調査の回数とツールの成功呼び出し数は別です。ここへモデル利用料などを加え、無料期間中の実績を参照する場合は、現在の課金条件と分けて扱います。

終了した一時無料措置の対象は、特定経路のサーバー側ツール呼び出し

公式発表は、DeepSeek API利用者がDeepSeek Harness・Claude Code・Codexを通じて行うサーバー側ツール呼び出しを一時無料と案内していました。Search・Fetchのすべての利用を、無条件で無料にする案内ではありません。

利用の経路・料金 今回の扱い
Search・Fetchの独立APIを直接呼び出す 各成功1,000件につき0.75米ドルという料金を確認する
DeepSeek APIを使い、Harness・Claude Code・Codex経由でサーバー側ツールを呼び出す 対象の一時無料措置は終了。日本時間11月1日午前1時が課金開始時刻
モデル本体の利用 モデル料金は据え置き。ツールの一時無料と混同しない
DeepSeekの料金は分けて確認。モデル利用料:据え置き。Search・Fetch:別料金。無料対象は経路と期限を確認

課金開始は日本時間11月1日午前1時

対象経路のサーバー側ツール呼び出しは、2026年10月31日16:00 UTC、日本時間では11月1日午前1:00から課金される案内です。日本時間の10月31日終了時点でも、11月1日の日中でもありません。

無料期間中の利用実績だけで翌月の予算を見積もると、ツール分が抜けることがあります。組み込み担当者へ確認する場合は、「DeepSeekを使っているか」だけでなく、直接のSearch・Fetch APIなのか、今回の対象経路なのかを伝えると、どの料金項目を見るべきか明確になります。

実務上の注意

この記事は公式発表と文書に基づく整理で、実機での性能検証や請求額の測定ではありません。検索で得た外部情報を使うときは元ページと公開日も確かめます。料金や無料措置は変更される可能性があるため、運用開始時には公式料金表と発表を参照してください。

まとめ

Flash-1017は公式Web・アプリ・APIへ反映されました。既存APIの「deepseek-flash」という名前、呼び出し方法、モデル料金は据え置きです。

Search・Fetchは別料金で、対象経路のサーバー側ツール呼び出しには一時無料措置が設けられていました。日本時間11月1日午前1時の課金開始を踏まえ、モデル料・ツール料・無料対象を分けると、更新に伴う費用の読み違いを避けられます。

よくある質問

APIのモデル名をFlash-1017へ変える必要はありますか?

公式案内では引き続き「deepseek-flash」を使用します。呼び出し方法は変更されていません。

Search・Fetchはすべて無料ですか?

独立したAPIの料金と、特定の経路で行うサーバー側ツール呼び出しの一時無料措置は別です。モデル利用料も無料になるという案内ではありません。

無料期間は日本時間でいつ終了しましたか?

対象経路のサーバー側ツール呼び出しは、2026年11月1日午前1:00から課金される案内です。元の表記は10月31日16:00 UTCです。

出典・参考情報

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この記事を書いた人

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AXメディア編集部は、株式会社ジーズ(東京都豊島区、2013年6月設立)のAX事業部が運営する実務向けAIメディア「AXメディア」の公式編集チームです。生成AIの業務での使い方、企業への導入の進め方、情報漏洩を防ぐ運用の注意点を、公式情報と社内での検証をもとに記事にしています。運営会社はAIO診断・AI研修・補助金活用支援なども手がけています。編集責任者はAXメディア ディレクターのこおじです。訂正のご連絡は info@ax.gsgs.co.jp までお願いします。