ChatGPTを「自分専用」に!パーソナライズ設定とカスタム指示の活用

PCを操作している笑顔のさくらこと、横でサポートするミフオ。画面からはデジタルな歯車やパーソナライズを象徴するアイコンが出ている。

「この前はいい感じだったのに…」ChatGPTの回答に差を感じたことはありませんか?

ChatGPTを使っていて、「この返し方、すごくいい!」と思える回答が来ることが何度かありました。ですが、次のチャットでも同じように返してくれるとは限りません。チャットを変えるたびにリセットされて、「あのときの感じで答えてくれたらいいのに」とがっかりすることが続いていました。

ChatGPTの回答の違いに悩むさくらこ

そんな悩みを解決するのが「パーソナライズ」設定です。少し設定を加えるだけで、ChatGPTが途端に「自分専用のツール」に変わります。今回は、実際に使ってみて気づいたパーソナライズ設定の活用法をご紹介します。

まずは設定画面の開き方から

「設定」と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、安心してください。私のような初心者でも、ものの1分でたどり着けました。しかもこの機能、無料プランのままで使えます。パソコンとスマホアプリ、それぞれの開き方を紹介します。

パソコン(ブラウザ版)の場合

  1. ChatGPTのサイト(chatgpt.com)を開きます。
  2. 画面左下のアカウントのアイコン(自分の名前)をクリックします。
  3. メニューから「パーソナライズ」を選びます。(「設定」→「パーソナライズ」からでも同じ画面に行けます)

スマホアプリの場合

  1. ChatGPTアプリを開きます。
  2. 左上のメニューを開き、右上のアイコンをタップします。
  3. 「パーソナライズ」を開きます。

この「パーソナライズ」の画面に、これから紹介する設定がぜんぶまとまっています。私も最初は「どこにあるんだろう」とウロウロしたのですが、一度たどり着いてしまえば次からは迷いません。まずはこの画面を開いてみるのが第一歩です。

基本のスタイルとトーンを選んで「自分好み」に変える

まず驚いたのが、AIの話し方や雰囲気を自由に選べることです。自分がChatGPTにどうあってほしいかによって、基本のスタイルとトーンを細かく調整できます。

  • 雰囲気の設定:「フレンドリーに話してほしい」「淡々と答えてほしい」といった要望を反映できます。
  • 細かい調整:温かみ、熱量、見出しやリストの使い方、さらには絵文字の量までコントロール可能です。

絵文字をたくさん使う優しい雰囲気のAIにすることも、無駄を削ぎ落として淡々と業務をこなすAIにすることも思いのままです。私はフレンドリーな設定にしているのですが、それだけでもう「自分専用感」が出てきて、嬉しくなりました。AIに愛着が湧くというか、触れるきっかけになる機能だと思います。

トーンやスタイルの調整について説明するちびキャラのさくらこ

カスタム指示で回答の形を統一する

パーソナライズ設定の中には、「カスタム指示」という欄があります。ここに指示を入力しておくと、ChatGPTが毎回その内容に沿って答えてくれるようになります。

実は私は、社長が使っているChatGPTを見て初めてこの機能を知りました。社長の回答はいつもきれいにまとまっていて、数字で返答しやすい形になっていたので、「どうやっているんだろう」と思っていたんです。

その後、社長が実際にカスタム指示に入れている文章を共有してくださり、自分のChatGPTにも入力してみました。すると、細かい口調や雰囲気は違っても、回答の形がしっかり揃うようになって驚きました。

カスタム指示の便利さを伝えるさくらこ

このように、AIの使い方に慣れている人の「きれいにまとまった指示」や「数字を使った具体的な指示」を参考にしてカスタム指示に入れておくと、自分でも質の高い回答を得やすくなります。便利なカスタム指示をチームで共有すれば、全員のChatGPTの回答スタイルをそろえることもできます。

とはいえ、「じゃあ具体的に何を書けばいいの?」と迷いますよね。私も最初はそうでした。そこで、社長の設定をお手本に、私が実際にカスタム指示の欄に入れている文章を紹介します。コピーして、自分の仕事に合わせて少し言葉を変えるだけで使えます。

・結論から先に書いてください。
・要点は箇条書きで、3〜5個に絞ってください。
・専門用語は避け、初心者にも分かる言葉で説明してください。
・回答の最後に、次にやるべきことを1つ提案してください。

ポイントは、「どんな形で答えてほしいか」を具体的に書くことです。私はこれを入れてから、長い回答に疲れることが減って、ぐっと読みやすくなりました。

3. 「あなたについて」欄で専門性と精度を高める

「あなたについて」という欄に、自分の名前や職業、仕事の詳細を入力しておく機能も便利さを実感できます。

  • 名前の登録:名前を入れて「呼んで」と伝えると、その通りに呼びかけてくれます。しかも別のチャットに移っても、回答の中に自然と名前が入ってくるので、会話がぐっと自分のものになった感じがします
  • 職業の登録:自分の仕事内容をあらかじめ入力しておくと、業務に関する質問をした際の回答精度と専門性がぐっと上がります。

毎回「私はこういう仕事をしていて…」と説明する手間がなくなるため、大幅な時間の節約につながります。

こちらも、私が「あなたについて」欄に入れている内容を例として置いておきます。自分の名前や職種に置き換えて使ってみてください。

・名前:[呼んでほしい名前]
・職業:[自分の職種。例:メディア運営の編集担当]
・仕事の内容:[ふだんの業務。例:記事の企画・編集、SNSでの発信]
・知っておいてほしいこと:[例:AIを使い始めたばかりの初心者です]

入力が終わったら、忘れずに「保存」を押してください。新しいチャットを開いたときから、この内容がちゃんと反映されるようになります。

「あなたについて」欄に入れると便利な情報を解説するさくらこ

もっとAIを「自分仕様」にしていくなら

パーソナライズ設定で土台ができたら、次はもっと踏み込んだ使い方にも挑戦できます。私は、特定の用途に特化した「自分専用GPT」を作ってみたら、これがまた便利でした。よく使う指示をまるごと覚えさせておけるので、毎回入力する手間が消えます。気になった方は自分専用GPTsの作り方の記事ものぞいてみてください。

そもそも「AIってどう仕事に使えばいいの?」というところから知りたい方は、AI活用の始め方をまとめた記事から読むのがおすすめです。今日試せる仕事の例も紹介しています。

まとめ:まずは一度触ってみよう

「ChatGPTってただ質問するだけのツールでしょ」と思っていたのが、パーソナライズを知ってから印象が変わりました。設定自体にそんなに時間もかからないので、まだ触ったことがない方は、ぜひ一度試してみてください。少し触れるだけで、途端にChatGPTが「自分のもの」になる感覚をきっと実感できるはずです。

「私専用!」と笑顔で伝えるさくらこ


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この記事を書いた人

さくらこのアバター さくらこ AIメディア編集・実践担当

AX事業部の若手社員。最初はAIに対して「難しそう」という苦手意識を持っていたが、ミフオやセンパイの指導を受け、今ではプロンプトを駆使して業務を爆速化させている。読者と同じ「初心者目線」で、本当に役立つ実務ノウハウを発信中。